当院を受診されてから、体外受精にいたるまでの流れですが、まず2ヶ月間程度かけて、体外受精の適応、卵巣機能・子宮の状態・精液の状態を把握し、体外受精の方法を検討します。その後に、後夫婦と面談をさせていただき、そのリスク・費用・成功率などを十分に理解していただいた上で体外受精を施行いたします。体外受精と一口に言っても、方法は様々であり、個々のご夫婦に適した方法が選択されなければなりません。しっかり、情報を捕らえ方法をよく検討することが結局は近道となります。ご夫婦の理解も大切です。前医で、すでに体外受精が施行されている場合や初診時に必要な情報がそろっている場合は別ですが、初診から体外受精の施行までには最低でも3~4ヶ月程度は必要となります。また、当院では、面談の際・採卵の際には必ずご主人の来院が必要となります。